あるテレビ番組を見てて思ったこと。
日本の下請け企業が高い技術力があるのに海外に進出出来ない理由として、情報源の不足と人材の不足みたいなこと言ってて…
それってコーディネート役がいれば出来るのではないかって単純に思った。
第二次世界大戦後、長らく日本は内需で十分な経済成長を続けてきた。
しかし、バブル崩壊後、少子高齢化、円高不況、年金問題、非正規雇用者増加等々、様々な問題が絡み、日本の経済は縮小。対輸出依存度も低いため、世界で戦っていく準備がままならない間に、新興国だった国が徐々に力を付け始め、今や日本は激変する経済の中に取り残されつつある状況。
それでも長年培われることによって生まれる日本の職人魂というものは常に世界の見本にされてきたし、機械だけでは成し得ない技術力というのはなくならしてはいけない。
このように内需縮小によって日本市場も停滞するなかで、この日本の技術力を世界に輸出するためにはどうすればよいのだろうか。
日本の高い技術力を世界に展開する
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そこから得た利益でさらに高い技術力、そして雇用を創出する。
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それをまた世界中に輸出して広める
ということがシンプルに考えられることだとは思う。
特にシンガポールは低い累進課税制度で知られているため、世界から優秀な人材が集まってきている。ビジネス環境がよく、いわば成長発展するためにはもってこいの環境が揃っているということだ。
しかし、問題も多い。
1つ例を挙げるならば、職人の高齢化である。日本の職人は何十年と長い年月を経てきて高い技術力を身につけていた。それを未経験の人がやろうとしてもそう簡単には体得出来ないだろう。
しかし、今では大企業もすぐに潰れてしまうような時代。 若者はこぞって安定した企業に行きたいというが、そんな言葉は所詮結果論でしかないし、グローバル展開している企業なんて常に変化の中にいる。
本当にイイモノを世界に広めていこうという覚悟がなければ、これからの日本はより今よりもっとつまらない国になる。
まず、我々が今出来ることを実現可能な範囲内で考えた時、
日本の高い技術力を持ち、海外進出を考えてるが様々な問題で進出が困難になっている企業を探す
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自分たちがそれらの企業に世界進出を働きかけるアプローチする(膨大なデータベースが必要)
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海外のメーカーなり企業に売り込むまでをプロデュース
ではないかと思う。
ガレージで起業し、今や世界中に信者を持っているアップル社で異彩を放っていた故スティーブジョブズはこう言っている。
「アップルがやらなければどこもやらないことをする」と。
アップルはこれを実現してきたし、だからこそあれほど人々を魅了するプロダクトを作り続けてこれたのだと思う。
これに便乗するわけではないが、それを日本の職人で言うと、
「日本の職人がやらなければ誰もやれないことをしている」ということかももしれない。
今こそ日本の高い技術力を再発見、再認識し、それらを世界にアプローチすることによって、日本の職人魂を多くの若者に受け継ぐキッカケ
となっていくことが今後の日本の社会にとってプラスに働くのではないか。