鼻血。これは誰にも負けないかもしれません。
今日もお酒を飲んでいるときに鼻の奥から「ツー」っといつもの鼻血君がやってきました。
「キタ━(゚∀゚)━!」と思いつつ咄嗟に手をかざしましたが.......もう手遅れでした。
吹き出た鼻血君は勢い良く、床に滴り落ちました。
焦る自分、なのにドヤ顔の鼻血。
結局、Yシャツと床を拭きました。
お店にご迷惑をおかけしてしまいました。
誠に申し訳御座いませんでした。
私と鼻血君の関係は相当長いです。
鼻血を出した回数を数えてもキリがないくらい出してます。
去年までは月に1回ペース、
今年度になってからは月に2回ペース、
今年に入ってからは週1回ペースです。
日に日に鼻血君は出たがりになっています。
私の鼻血との密接な関係は幼稚園までさかのぼります。
ある日、私が昼休みに友達とサッカーをしていたときに、友達の持っているボールをダッシュで追いかけていたら、友達が蹴ったボールが私の顔面に当たって、
「ブッヒャァァァァ」と左の鼻から出ました。
まるで、シャワーの蛇口を一気に捻ったかのような勢いで出ました。
この時、本当に噴水みたいにブッヒャァァァァと鼻血が出たので、
「俺はこのまま死ぬのか....アーメン。」
と一瞬"死"を覚悟した程でした。
それがあってからというものの、定期的に顔面にボールがヒット似たときはいつも
「ブッヒャァァァァ」と出るようになりました。
今考えてみると恐らくそのときから私と鼻血は切っても切れない関係になったのかもしれませんね。
最近になって急に沢山出るようになった原因は全くわからないですが。
しかし、今は就活真っ只中です。
いくら鼻血君が出たがりでも、面接中にいきなり鼻血が出てもらったら、ネタになるかならないか微妙なラインなので非常に困ります。
対策も考えました。
友人に聞いたところ、鼻の中を焼いて鼻血を出なくするようにしている人がいるようです。
私もその方法をやってみようか考えました。
しかし若干痛そうなので渋ってます。
他に治す方法があればいいのですが、あまり聞きません。
しかしそのまま一人で悩んでも始まりませんので、取り敢えず調べようとしましたが、
治療方法の前にまず、鼻血の原因が探りたくなったため、一般的な鼻血を調べてみました。
日本で知らない人はいないだろう、世界中の鼻血のモデルケースが集約され、絶大の人気を誇っている【鼻血ねっと】によれば、
「鼻血(はなぢ)とは鼻腔からの出血のことをいい、医学的には鼻出血(びしゅっけつ)と呼びます。
鼻血の大部分は、鼻中隔の前方にあるキーゼルバッハ部位(鼻に指を少し入れたとき、指先で触れることのできる中央の硬い部分) からの出血によるものです。
キーゼルバッハ部位には毛細血管がたくさんあり表面は薄い粘膜なので、血管が破れやすく、また、鼻の入り口にあり傷つきやすいため、出血しやすいのです。」
ということだそうです。
キーゼルバッハ部位.....聞きなれない言葉ですが、図で見るといかに鼻の出口に近いかが分かります。
みなさんもこのキーゼルバッハ部位を"ほじくる"ことはよくあるのではないでしょうか。
でも私は鼻くそほじりは丁寧に行なっていますし、傷をつけるような乱暴な扱いはしていません。
プライベートを忘れた中年のオヤジサラリーマンが電車の中で鼻くそをほじくっている場面は、私が鼻血を出す頻度以上によく見かけますが、私は公の前でもほじくっていません。
なのに、私はしょっちゅう粘膜も出るくらいの"鼻血モンスター"なのです。
原因は不明ですが、誰にも負けない自信があります。
電車の中で鼻血が出て「どなたかティッシュを持っている方いらっしゃいませんか」
と聞く時の自分の置かれてる立場がどれだけ恥ずかしいことか。
また、
鼻にティッシュを詰めて「ありがとうございました。助かりました!(^^)」
と言う時に周りの人にどれだけ( ゚д゚)って思われているか。
私には分かっています。
「お前、何興奮してるの?(゚∀゚」
って言われても決して私は動じません。
「私もよく出る〜・:*:・(*´∀`*)」
って言われたら余計に止まりません。
しかし、実際に私の「鼻血人生」を振り返ってみると、
「鼻血は私の世界を変えることの出来るツール」
の一つとして活躍してきたことは紛れも無い事実です。
そんな鼻血は私にとって「人と人とを繋げるリアルメディア」なのかもしれません。
人と人を繋ぎ、そして命の繋がりも実感できる。
鼻血という「リアリティ」を感じることで、言葉の世界を超えた「生」のコミュニケーションを構築出来る存在になり得るかもしれません。
なので、これからよほどの解決策が見つからない限りは、その恩恵を授かり続けることになりそうです。
今まで沢山の出逢いを生み出してくれてありがとう、鼻血。そしてこれからも「ここで出たら面白いぞ」って時には是非宜しく。
2012年2月20日月曜日
2012年2月15日水曜日
就活生を悩ます迷惑メールの撃退方法 簡易版
こちらは就活生を悩ます迷惑メールの撃退方法の簡易版です。※MMS/SMSの方の場合です。
手順だけ書いておきます。
①企業から来るメールを受信しない時間帯
(23:00〜7:00など)にソフバンのSMS/MMSの迷惑メール設定の中の、受信許可・拒否設定にて、「ケータイ/
②寝る
③朝起きたら直ぐに「ケータイ/
これを繰り返すだけです。(私は1回で収まりました)
23:00に設定して7:00に起きれば生活習慣も直せて一石二鳥です。
迷惑メールで困っている方には是非オススメのテクニックなのでどうぞ。
就活生を悩ます迷惑メールの撃退方法 自身の体験を元にした版
最近やたら迷惑メール多くなってきました。
朝から夜中までずぅーっと来ます。
唯でさえ電池持ちが悪いと言われているiPhoneがさらにすぐバッテリーが無くなります。
しかし、そんなもがき苦しむ中で、ある【解決策】を発見してしまいました。
その内容を時系列順にタラタラと書いていきたいと思います。
迷惑メールに悩まされている方で、
「iphone(=ソフバン)」
「迷惑メール登録しても来る」
「就活生」
「アドレスは変えたくない」
「迷惑メールが来るからアドレスを変えようとしている」
の条件に一つでも当てはまったそこのあなた!!
是非オススメのテクニックなので一読を。
※手順だけ書いた短縮版はこちらです→http://ziconokao.blogspot.com/2012/02/blog-post_4967.html
■迷惑メールを受けているすべての方へ
誰もが一度は受信したことがある、迷惑メール。
私の周りにも沢山迷惑メールが来ていて困っている方がいるそうなので、その人のためにもなればなと思います。
■一般的な迷惑メールが来た
何も出会い系のサイトに登録していないのに12月の後半頃からこんなメールが来るようになりました。
最初は受け流していたのですが、日に日に増えるようになっていって「なんでだろう」と考えていたら思い当たるフシがありました。
■「タカヒロくんだよね?」
先日、全く知らない人からメールが来ました。
「タカヒロくんだよね?」という一見、いかにも「あやしい」メール。
と思いながらも@docomo.ne.jpで来たことに動揺を隠せない自分。
「分かってる!分かってるんだ!!でもdocomoだからもしかしたら誰か本当に間違っているのかもしれない!!」
という気持ちになり、私はつい......
と返信をしてしまいました。
しかし、これがすべての始まりだったのです。(恐らく)
■連日怒涛の迷惑メール
俺タカヒロくんじゃないしなぁと思いつつ、返信はそれ以降来ないかなと思ったら
..来るんですww
しかし、あからさまに内容がおかしかったり、
サイトへ誘導するようなリンクが貼ってあったりして
「これは悪質な迷惑メールだ」だと認識しました←遅いww
それ以降はもう怒涛の迷惑メールです。
先ずは、ソフバンの迷惑メールの設定を「強」にし、個別拒否設定で迷惑メールの送信元のアドレスを3つ登録し
「前方一致」
「後方一致」
「部分一致」
で登録します。
これで大丈夫かなと思いました。
しかし、ちょっとすると今度は違うアドレスから迷惑メールが来ます。
それをまた迷惑メールに登録しました。
しかし、どんどん来ます。
確実に5分に一回送られてきます。
こうなったらイタチごっこの繰り返しですが、私はめげませんでした。
結局141個もリスト登録しました。
それでもなお来ます。
油断はできません。
でも、ここまでくるとさすがに嫌になります。
アドレスも変えたくなります。
けれど、私は就活をしているので、大事な選考に関するメールが企業から来るのです。
アドレスを変えたら、企業に登録しているメルアドも変更しなくてはいけないので、すごく面倒です。
既に迷惑メールのリストを140個も登録している私に、また何十社ものアドレスを登録し直すことは考えられませんでした。
結局何をしても、迷惑メールが来るので、私はソフバンのお問い合せセンターに今までの経緯を含めて問い合わせてをしました。
■お手数おかけしますが......
翌日、iPhoneのメールをチェックすると
さすが、ソフバンのお問い合せセンターです。
めちゃめちゃ濃い内容で返信が返ってきました。
☓☓様
お問い合わせいただき誠にありがとうございます。ソフトバンクカスタマーサポート メール窓口担当 ●●です。
この度は迷惑メールにてお困りとのことで、お客さまにはお問い合わせいただくお手数をおかけいたしておりま す。
お問い合わせの件につきまして、受信拒否設定をご利用いただいているにもかかわらず、「MMS」 のメールアドレス宛に迷惑メールが受信する場合は、 お手数ですが下記よりのご案内をご確認ください。
まず、迷惑メール設定では「受信拒否設定」よりも「受信許可設定」のほうが優先されます。
そのため、受信拒否リストで「●●●☓☓☓.com」といったドメインを拒否しておりましても、受信許可リストで「 com」を許可しておりますと、「●●●☓☓☓.com」は受信されることとなります。
また「受信許可リスト」で「Eメールを全て許可する」にチェックが入っておりますと、 全てのEメールを受信許可する設定となりますので、 まずこの2点をご確認ください。
なお、今回ご記載いただいたメールアドレスの後半部分は変化がないとの ことで、その場合、後方一致で受信拒否していただければ、 通常は受信拒否することが可能です。
以下より、受信拒否設定について、詳細な手順を以下よりご案内いたしますので、 お手数ですがご確認いただき、手順に沿って、 今一度設定をお試しいただけましたら幸いです。
【パソコン・iPhoneからの設定】
1.「My SoftBank」にログイン後、iPhoneの場合「メール設定(SMS/MMS)」を、パソコンの場合「メール設定 迷惑メール対策の設定」をクリックしてください。
2.「迷惑メールブロックの設定」→「変更する」をクリック
3.「個別設定はこちら」をクリック
4.「受信許可・拒否設定」の「受信拒否リスト設定」をクリック
5.「利用設定」で「設定する」にチェックを入れ、画面下Eメールアドレス入力欄に変化のないドメイン部分(●●●☓☓☓.com等)入力し、「後」 にチェックを入れてください。
6.画面一番下「設定する」を選択すると完了です。
なお、変化のないドメイン部分を受信拒否指定いただいても受信する場合 は、迷惑メールの送信元が、 メールアドレスを偽装している可能性が考えられます。
このような場合、受信拒否設定での対応は困難でございますため、現在弊社では、受信許可・拒否設定で「ケータイ/ PHSから来るメールのみ受信する」と設定し、 受信許可設定でお客さまが受信したいパソコンのメールアドレスを ご登録いただく方法を、通常はお勧めいたしております。
迷惑メールのほとんどは、パソコンのメールアドレスから送信されますため、 上記の設定は有効と思われますが、 お客さま多くの企業からのメールを受け取られるとのこと。
受信されたい企業からのメールアドレスが個々に異なっております場合は、 それぞれの企業のメールアドレスを個別に受信許可していく必要が ございますため、誠にお手数ではございますが、 こちらの設定で問題がございません場合は、 一度設定をお試しください。
まず、受信許可・拒否設定にて、「ケータイ/PHSから来るメールのみ受信する」設定にします。
【設定方法】
1.「My SoftBank」にログイン後、iPhoneの場合「メール設定(SMS/MMS)」をパソコンの場合「メール設定 迷惑メール対策の設定」をクリックしてください。
2.「迷惑メールブロックの設定」→「変更する」をクリック
3.「個別設定はこちら」をクリック
4.「受信許可・拒否設定」の「ケータイ/PHSからのみ許可設定」をクリック
5.「利用設定」で「設定する」にチェックを入れ、下の「設定する」をクリックします。
6.画面一番下「設定する」をクリックします。
上記設定にて、ケータイ/PHSから来るメール以外は全て受信拒否されますので、 お客さまが受信したいパソコンのメールアドレスがございます場合 は、さらに「受信許可設定」を併用します。
【設定方法】
1.「受信許可・拒否設定」の「受信許可リスト設定」をクリック
2.「利用設定」で「設定する」にチェックを入れ、画面下Eメールアドレス入力欄に受信許可したいメールアドレス全 文を入力し、【完全一致】を選択します。
※ドメイン単位で受信許可したい場合は、リストにドメイン(@から右側)のみ入力し、【後方一致】を選択します。
(例)「gmail.com」と入力すると「***@gmail.com 」は全て受信します。
3.画面一番下「設定する」をクリックします。
操作方法等でご不明な点がございましたら、お手数ですがiPhoneまたはパソコンが操作可能な状態で、 契約者名義ご本人様より「 iPhoneテクニカルサポートセンター」 までお問い合わせくださいますようお願いいたします。
<ソフトバンクモバイルiPhoneテクニカルサポートセンター>
【一般電話(日本国内から)】☓☓☓ー●●●ー☓☓☓(無料)
【ソフトバンク携帯電話(日本国内から)】●●●(無料)
【海外から】☓☓☓ー●●●(有料)
【営業時間】9時から19時(月曜日から金曜日)9時から17時(土日祝日)
※現在、お電話が集中し、接続までにお時間を要する場合がございます。 ご迷惑をお掛けいたしますが、 そのまましばらくお待ちいただきますようお願いいたします。
お客さまにはお手数をおかけすることとなり、誠に申し訳ございませんが、 何卒ご協力賜りますようお願い申し上げます。
寒い日が続きますが、お風邪など召されませんようご自愛ください。
今後ともソフトバンクモバイルをご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。
ソフトバンクカスタマーサポート メール窓口担当:●●
うーむ、ふむふむ。なるほど。
ってコラw
読むだけで面倒くさいっつーの!笑
返信もしていないです。後でします。すみません。
でもここに書いてあることは要するに
PHS/携帯からのみメールを受信可能にして、個々の企業で登録したアドレスは個別で許可登録をする。
ということですね。
私の考えてた一番面倒な作業をしなくてはいけなかったので、この方法はしませんでした。
■起死回生の一手
どうすればいいんだ!!
と脳みそが煮えくり返るまで考えいた時にふと思いつきました。
夜中の間だけ【PHS/携帯からのみ受信可能】にすればいいのではないかということです。
企業から来るメールは99%の確率で朝〜夜、遅くても大体21:00までには来ます。
迷惑メールは夜間問わず一日中送ってきやがります。
そこで、22:00〜7:00までは
【PHS/携帯からのみ受信可能】にしてやることで、パソコンから送られてくる迷惑メールを断てばいいのではないかと考えました。(夜中にパソコンから送ってくるメールなんて友達以外は殆どないし)
これをすれば自分の生活習慣も直せていいのではないかと実践してみました。
■来なくなった!!
22:00に受信許可・拒否設定にて、「ケータイ/
次の日の朝、スマホを開いても久しぶりに迷惑メールは来ていませんでした。
「ケータイ/
にしていたので、当然っちゃ当然です。
しかし、ここで
「ケータイ/
の設定を解除し、いつもと同じ通りの状態にしました。
すると、
5分経っても10分経っても1時間経っても5時間経っても
迷惑メールが来なくなりました〜〜〜っっ!!!\(^o^)/
感激です。やはり、根本から遮断すると、迷惑メールを送る方も「ダメだな」ってなる?のかもしれませんね。
いやぁ、私はこれを何日も繰り返して長期戦に持ち込もうとしていた私が馬鹿でした。
今はすごくスカっとしています。
メールを遮断された悪徳業者側も
「コイツ、とうとうパソコンからのメールを遮断しやがったな。でも就活してる子だったらさぞかし大変だろうな、Haha'`,、('∀`) '`,、」
って笑ってることでしょう。
1日何十通も迷惑メールが来て困っている方は是非実践してみることをオススメします。
2012年2月7日火曜日
カフェを考える
カフェを考える。
カフェってみなさんどのように使われてますか?
普段はコーヒーとか、カフェラテとかを頼むと思うんですが、それ以外にも本を読んだり、パソコンをいじったりしていると思います。
今回はその部分での利用実態を考えた時にいくつかの疑問を感じたのでちょこまか書いてみました。
■カフェと喫茶店の違い
カフェという言葉は喫茶店とほぼ同意にされています。ただ、明確な違いとしてはカフェはアルコールも扱っていて、営業時間が長いことに対して喫茶店は「茶を喫む」という言葉から来ている通りアルコールは基本的に扱わず、営業時間も昼をメインとしています。
しかし、最近ではお酒を出さないお店でもカフェと呼ぶこともアルそうなので、特に大きな違いはないようです。
日本ではドトールコーヒーが1980年に東京の原宿にオープンしています。そして海外外食チェーンであるスターバックス、ベローチェ、ニューヨーカーズカフェ、タリーズコーヒー、エクセルシオールカフェ、サンマルクカフェ、など、国内外のカフェ、チェーンがここ十数年でいたるところにオープンしてきました。
しかし、カフェの存在が当たり前になり過ぎていて、本来の利用用途ってあまり考えたことってないですよね。
■カフェの利用用途
"本来コーヒーの意味。転じて、パリなどヨーロッパの都市に見られるある種の飲食店を意味する。新聞や雑誌がそこで読め、時の話題について談笑し、情報交換のできる場所として親しまれている。 多義に使用される言葉であるが、ここでは以下のように整理する。
1. パリなどヨーロッパの都市の風物詩になっている飲食店。街路に向け開放的な造りになっている。
2. コーヒー中心の喫茶店。"
2. コーヒー中心の喫茶店。"
とされており、日本でもしっかりとした定義として使われていないことが何となく分かります。
古くは社交喫茶の場ということで使われていたそうですが、この言葉は私自身も高校の時に世界史の授業で「新聞を皆で見て議論する場」として学んだ覚えがうっすらとあります。
ウィキペディアでも
ウィキペディアでも
“ルソー、ディドロといった思想家のほか革命家や政治家もカフェに集まり、議論を行ったり、密議をこらした”そうで、カフェは18世紀のフランスで大変貴重な空間であったことが伺えます。
上記の定義を現代風に纏めると、カフェとは
「開放的な空間で主にコーヒーを飲みながら、ニュースやお互いに興味のある話題を議論したり共有する場」
といったところでしょうか。
昔の「新聞、雑誌についての話題に触れる」という部分は現代でも勿論あるとして、加えて「パソコンなどを広げてミーティングする」ことも増えていますよね。
最近の便利なお店ではWi-Fiやコンセントを設置してしているので、スマホの充電をしたりできますし、パソコンを使う人達にとってはとてもいい環境が整っています。
お店にとってはお客さんにコーヒーを買ってもらっているので、「お話の場」としてだけでもドリンクを頼んでもらえれば利益になります。
しかし、これは空いているときでしたら全く問題ないのですが、もし仮に「お店が混んでいた場合」はどうでしょうか。
どんどんお客さんが入ってくるのになかなかお客さんで出て行かず、待っていたお客さんが帰ってしまうこともあるかもしれません。
店側としては一杯200円のコーヒーで1時間居られるより、一杯500円のコーヒーで3時間居られたら客単価は高くとも回転率が悪く、売上も上がりません。
そうなったら逆に「ドリンク一杯を買っただけで3時間もいるなよ」って店員さんに思われるかもしれませんね。
■「時間という課題」
昔のカフェなどはお互いが議論をする場として存在していたこともあり、お店自体は利益を追求するよりかは社会の役に立つために営業していたのかもしれません。
しかし、現代のカフェでは当然ですが商売の要素があるため頼んだものに見合う「滞在時間」のバランスが伴っていないのかもしれません。
けれども、本来のカフェという意味からすれば快適な空間をお客さんに議論の場として使ってもらうことは何ら本質からずれていないと思います。
では、どのようにすれば良いのか。
そのまま長時間いてもらってたら「帰って下さい」とは言えないでしょうし、かと言って待っているお客さんにもう少々お待ち下さいと言っても空くかも分からない。何か言ってもお客さんに「カフェっていうのは長居するのが普通だろ」といわれればこちらは何も言えませんよね。
カフェはマクドナルドなどのファーストフードとは違い「飲み物」をメインとしているお店です。すぐ食べてお店を出るという感覚はお客さんにはあまりないのかもしれません。
これは難しい問題だと思います。
利益を第一に考えた上で、長居をする人、そしてカフェの双方がお互いに満足の行く解決策を考えなければいけません。
例えば、ミーティングをするためにコーヒーを買ったお客さんが椅子に座ったら、机にデジタルのタイマーが設定されていて、席に座ると同時にタイマーがスタートする。ミーティングする人はその時間を過ぎてしまったらお店を出る。一人のお客さんの時間は2時間まで、複数人でのミーティング利用の場合は1時間までにする。
なんて考えが甘いことは十分に分かっています。
なんて考えが甘いことは十分に分かっています。
これはあくまで私の考えた一例ですが、これをやると
・複数人で来店した人は限られた時間内で結果を出さないといけないため、ミーティングする人の集中力の向上に繋がる
・お店も回転するので利用者の増加に繋がる
という双方の利益に繋がるのではないでしょうか。
しかし、この場合は
しかし、この場合は
「効率を高める現代人のためのカフェ」という位置づけにしなければいけませんし、利用するターゲットも限定されてきます。逆にそれが人気に繋がるかもしれませんが。
これはあくまで想像の範囲内でしかありません。
突発的に書いてしまったのですが、
近々この続きも考えたいと思います。
それでは。
2012年2月6日月曜日
何を信じれば良いのか
オンライン口コミサイトの「食べログ」で始まって、多くのユーザーがいる「Amebaブログ」まで影響が出てきている、ステマ騒動。
少し書いてみました。
ここ1、2ヶ月ステマという言葉をよく聞くようになりましたよね。
日本では昔からこのようなことは「サクラ」と言われていたので、別に新しいものではないと思うのですが、今まで「サクラ」と言われてもただ何となく「あぁー」くらいの意味にしか私も感じていませんでした。
しかし、最近のステマ騒動ではネットメディアの普及に伴った「口コミ」の効果がより大きなものへとなったため、多くのメディアでその内容が丁寧に伝えられて、ステルスマーケティングという意味を「消費者が騙され企業が儲かる」みたいに捉えるようになり、これほどの騒ぎになっているのかもしれません。
そもそも問題のステマを簡単に言うと、
「関係性の明示が一切なく、内容もコントロールされている口コミ」などのマーケティング手法です。
もっと細かい消費者庁の定義によると
1.いわゆるフリーミアム(基本的なサービスを無料で提供し、高度な、あるいは、
追加的なサービスを有料で提供して収益を得るビジネスモデル)における
正確でない「無料」といった表示
追加的なサービスを有料で提供して収益を得るビジネスモデル)における
正確でない「無料」といった表示
2.目立たない箇所に断片的に「事実」を記載しているとしても、全体として
消費者に誤解を与え得るような表示
3.口コミサイトにおけるサクラ記事など、広告主から報酬を得ていることが明示されないカキコミ等
4.共同購入サイトなどのフラッシュマーケティング(割引クーポン等を期間限定で
販売するマーケティング手法)に係る二重価格表示
5.たとえばアフィリエイト(販売事業者のサイトへのリンク広告を貼るサイトに対し、
リンク広告のクリック回数等に応じた報酬が支払われる広告手法)の
リンク元サイトによる不適切な広告表示など、第三者による不適切な表示
6.個人たる販売者による不適切な表示
となるようです。
最近の事例を挙げると
"2chにおいて商品やサービスを賛辞する投稿が販売企業のリモートホストからであることからステマがバレてしまった事例や、某アニメ制作会社が某まとめブログのアフィリエイトIDの入ったリンクを公式サイトに掲載し、ステマ疑惑がとりざたされた事例もある。"
というものがあります。
食べログの例では、紹介されているお店を評価をあげるためにお金を利用するという「信頼」の部分にうまく漬け込み、利用者を騙していたことから、テレビ沙汰にもなりましたよね。
また、今回問題になったAmebaでもバイラル力のある、芸能人やブロガーに金銭を渡して、PRしたい商品をブログで自然と紹介させるといった手法で話題になりました。
分かっている人もいるとは思いますが、そういうものを知らない人は憧れの人がオススメしているのだから「間違いない!」と思って、紹介している商品を買ってしまうことがある人はいますよね。
似たようなことが海外でも最近起きていて、
海外ではAmazonで「VIP Deals」というお店から買った商品の箱を開けると一通の手紙が入っていて、「レビューを書いたら全額返金します」という赤字覚悟のステマ?を決行しています。お陰様でレビューは4945件で評価も4.9を獲得しました。発覚後にこのお店が速攻消されたことは言うまでもありませんが。
アメリカでは数年前に結構深刻な問題に発展して、2009年に広告代理店などで構成する業界団体「WOMMA」が依頼主との関係や金銭の授受の明示を定めたガイドラインを発表しています。
日本での対応も早急にしていただきたいところだが、一筋縄ではいかなそうな気配もします。
そもそもどこからが、「ステマ」なのかが非常に難しいと私自身感じました。
一瞬、あれ?テレビショッピングとかで芸能人が「これ絶対買います。だって素材がいいんだもの」みたいな発言とかもそれに値するのかなって考えてしまいました。
広く消費者にステマという言葉が浸透しすぎてしまった場合、芸能人がツイッターで「この商品がいい!」と言っても、常にステマ電波を走らせて警戒している私達は「ステマだ」と言ってその商品を逆に批判することにもなるかもしれませんよね。
そうなった場合、メディアの立ち位置は厳しくなるかもしれません。
このような騒動が一回起きてしまって、PRに対しての消費者の警戒心が拭えないのであれば、マーケティングの手法にも何らかの変化が起きるのも時間の問題ですかね。
たった数年前までは「メディアのブームには流されないぞ」という人がインターネットを利用していましたが、もはやそれはとっくに昔の話なのです。
私たちはそのようなメディアの餌食にならないよう十分に警戒が必要なのかもしれません。
この一連の騒動や問題のお陰でクライアントや広告業界は今後どのような対策をとってくるのか要注目です。
以下は参考までに
・2chまとめブログ http://hakadoru-sokuho.com/archives/1716
・「最高で250万円」という芸能人ブログ“広告”も ステマに業界危機感、健全化へ動く http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1202/06/news056.html
2012年2月3日金曜日
コネニケーション
今日のテーマは「就職活動2.0」。
今の就職活動についてちょこっと考えてみましたので、いつもどおりテーマに沿い切れない支離滅裂な感じで行きます。
昨日、岩波文庫の変わった採用方式が話題になりました。
岩波文庫は採用ホームページにて、
「岩波書店著者の紹介状あるいは岩波書店社員の紹介があること」
とホームページに記載という記載をしていました。
これについて、厚生労働省就労支援室は「あまり聞いたことはない。採用の自由はあるが、厚労省としては基本的に広く門戸を開き、応募者の適性、能力に応じた採用選考をお願いしている」と話している。
としていて、今回の岩波文庫の採用方式に若干の違和感を感じているようです。
確かに、この縁故方式で岩波文庫にエントリーするためには
・著者の知り合い
若しくは
若しくは
・社員とのコンタクト
がなければいけません。
紹介という概念がどの程度までのことを指すかは明確ではありませんが、少なくとも一度は社員の方と会ってお話をし、その社員さんに薦めてもらう必要があります。
社員が紹介するということは社員が「認めた」人しかスタート地点に立てないということでしょうか。
また、いくら自分が岩波に行きたくて社員にアタックしたのにも関わらず、スケジュール等が合わず、結局お話をする機会すらなくなってしまうというケースも考えられるのではないでしょうか。
今はフェイスブックやツイッターで誰とでも連絡が取れるようになりました。しかし、それだけのツールを駆使して、社員の方とコンタクトを取ろうを思ってSNS上で連絡をした場合でも快く迎えてくれるでしょうか。
もし、そうでなかった場合、地方から来る学生の方は厳しい環境に置かれると思います。
普段は地元にいれば、就活支援サイトの登録をしておくだけで、後はスケジュールに沿ってやれば大丈夫でしたが、このような縁故方式になると実際に都内の本社に行き、社員の方と合うことが絶対条件で、その次の段階で初めてエントリーを完了するという流れになります。
こんな方式でどの企業にもやられたらもう「お手上げ」ですね。
確かに、何千人もの応募の中から数人を選ぶことは予算的にも、体力的にも大変なことです。しかし、それが「人事」の役目であり何万人いようが「志望者を平等に見る」ことが、本来の務めなのではないでしょうか。
これは結構深刻なことで、
例えばA、B、C君の3人がめでたく紹介されることになった例を挙げてみます。
A君は岩波の役員の息子、B君は社員の知り合いの息子、C君は社員にアタックして紹介して頂いたとします。
成績はC君が1番で、面接ではB君とC君が高評価でした。
成績はC君が1番で、面接ではB君とC君が高評価でした。
ここで採用側にA、B、Cの中で誰か一人を選べとなったとします。
結果はーA君。
という結果になる可能性が十分にあるのです。
結果はーA君。
という結果になる可能性が十分にあるのです。
なぜなら「縁故採用」ですから。
要するに岩波文庫の方式に沿ってやっていくと、企業と就活生の結びつきが最も強固な子を取るという精神のもとで採用を進めていくのではないかと私は思います。
平等=コネではない
とすると、
縁故=コネ=不平等
ということになります。
岩波文庫は間接的に「不平等な採用をしますので、どうぞ集まって下さい。但し、家族に社員がいる方は合格なので安心して下さい」
と言っているかもしれません。
昔の就職活動はコネもあったでしょう。
それが時代の変化とともに平等になってきて
今では企業から「コネ」という言葉は殆ど聞かなくなりました。
(一部ではやっていると思うがw)
それが、今回の岩波文庫さんのようにオープンなコネ採用をしているお陰で、
企業も安心していい大学のいい人材のみを採用できるようになるかもしれませんね。
これからはソー活の時代とも言われています。
SNSによって透明化された情報は採用にも大きなメリットを生むと言われています。費用を抑えられ、多くの就活生情報を入手でき、誰と誰が繋がっているのかのソーシャルグラフも一瞬でわかります。外国では9割の企業が就活生のFBを確認しているそうです。
今回のケースがSNSに飛び火し、大手企業も「予算がない」と言って、フェイスブックの学歴や学力を見ることによって、大学1年生の段階からフィルタリングをかけて学生にアプローチしていくことを助長するようなことにならなければいいんですが。
まぁそういう状況はいずれ起きると思います。厚生労働省就労支援室も今はいっちょ前に話していますが、ソーシャルメディア上の「コネニケーション」には気付かないでしょうしね。
企業は志望人数が多いだとか、実際に本気で入ろうと思っている人が少ないとかいっていますが、一応学生だってこの短い期間に非常に多くの企業を見て、自分の将来の模索しているのです。企業も少しは学生に「選んでもらっている」という感覚を持ったほうがいいのではないでしょうか。でないと、学生も企業からどんどん遠ざかってしまうと思います。
それでも、
「コネも実力の内」とか言われたら、フェイスブックの友達申請をしまくって友達1000人とかにしたらいいってことになるのですかね?
よく分かりません。
突発的に書いてしまったので、まだこの部分は考えがまとまっていないですが、少なくとも私達の代から就活というものの概念が大きく変わろうとしていることは確かです。
企業がこれから学生に期待するのは「コネニケーション力」かもしれません。
まぁそういう状況はいずれ起きると思います。厚生労働省就労支援室も今はいっちょ前に話していますが、ソーシャルメディア上の「コネニケーション」には気付かないでしょうしね。
企業は志望人数が多いだとか、実際に本気で入ろうと思っている人が少ないとかいっていますが、一応学生だってこの短い期間に非常に多くの企業を見て、自分の将来の模索しているのです。企業も少しは学生に「選んでもらっている」という感覚を持ったほうがいいのではないでしょうか。でないと、学生も企業からどんどん遠ざかってしまうと思います。
それでも、
「コネも実力の内」とか言われたら、フェイスブックの友達申請をしまくって友達1000人とかにしたらいいってことになるのですかね?
よく分かりません。
突発的に書いてしまったので、まだこの部分は考えがまとまっていないですが、少なくとも私達の代から就活というものの概念が大きく変わろうとしていることは確かです。
企業がこれから学生に期待するのは「コネニケーション力」かもしれません。
こちらは追記:雇用問題:岩波「コネ」採用騒ぎはステマ?
岩波のコネ採用はステマではないかという意見ですね。どうでしょうか。
以下は参考までに
就活のコネ 様々なレベルがありコネ入社ブロック社員も ー常見陽平
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